ラベル Android の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル Android の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2014年7月14日月曜日

Androidでアプリのバックアップ/復元

以前にFedora 19でのNexus 5のroot化のブログを書きましたが、なぜroot化をするかを書いていませんでした。

Androidをroot化する理由は、Titanium Backupというアプリを使うためと言っても良いかもしれません。

Androidは、端末をリセットした際などに再度同じGoogleアカウントを設定すると、以前の同じユーザーのアプリを入れなおして、ある程度前と同じ環境に復元してくれます。

しかし、設定した内容や保存した内容が忘れられてしまうアプリがほとんどです。この点だけでもなんとかなってくれるとAndroidも更によくなると思うのですけど・・・。

そこで、 Titanium Backupというアプリを利用すると、設定した内容や保存した内容のバックアップと復元が可能になります。

Titanium Backupには有料版と無料版がありますが、無料版はアプリを一つずつしかバックアップできず、不便な点があります。バックアップするアプリが多い人は有料版を使用した方がいいでしょう。

無料版の使い方は簡単です。「バックアップ/復元」を選択するとアプリのリストが出てきます。 


ここでバックアップや復元をしたいアプリを選択すると、以下のような表示がでるので、
バックアップまたは復元を行ってください。


PCに接続すると内部ストレージ直下にTitaniumBackupというフォルダがありますので、OSの入れ替えを行うなどリセットする際にはPCにバックアップをとっておき、復元するときには、元の位置に戻せば良いです。

2014年6月28日土曜日

Nexus 5 に Android Lを入れてみた

Google I/O 2014において、Androidの次バージョン(バージョンは5.0?)、Android Lが発表されました。せっかくNexus 5を持っているので、Android Lを入れてみました。

入れ方を簡単に説明すると以下のようになります。Fedoraではrootで実行する必要があること、それとNexus 5のデータは全て消えることになりますので、注意してください。
  • AndroidのSDKを入れる。(Fedora20の場合のインストール方法)
  • fastbootモードで起動する。((ボリュームダウンと電源キーを両方押しながら起動する)
  • PCと接続してブートアンロックをする。(コマンドラインで fastboot oem unlockを実行)
  • Android Lのイメージをここからダウンロードして解凍する。
  • 解凍して出来たファイルのflash-all.bat(Windowsの場合)、flash-all.sh(Mac OS, Linuxの場合)を実行する。
上記を行うと、Android Lがインストールされ、再起動します。再起動は結構時間がかかる(測っていないが10分以上?)ので気長に待ちましょう。




Android Lの特徴は以下です。
  • ARTという仕組みで2倍近い高速化
  • 「Material Design」という新しいデザイン
  • 省電力化
それで、使ってみた感想はというと、デザイン面ではここを見るとすごい気がしますが、あまり変わったような感じはしませんでした。アプリのMaterial Design対応がされていないからかもしれません。

高速化に関しても、それほど実感はできませんでした。省電力に関しても色々とさわっているせいでしょうが、それほど感じませんでした。

まだ開発者版プレビューですし、あまり期待しない方がいいのかもしれません。

一応OSの機能である通知、ロック画面、アプリ一覧などは変わっています。通知は2段階引き伸ばしで操作はしやすくなったのですが、バッテリー残量の確認や、通知の一括削除がしにくくなったなど、良し悪しがある感じです。

アプリの方は確認したかぎりではFirefoxが異常終了してしまいます。Dolphin BrowserもJet PackをONにすると異常終了してしまいます。もしかるすとFlash Playerが関連しており、ついにFlash Playerがダメになってしまったのかもしれません。また、QuickPicも異常に速度が遅いです。他にも色々とあるかもしれません。

開発者の人やよほど新しいもの好き以外の人は、急いで入れないほうがいいでしょう。

2014年6月1日日曜日

EeePC 901-X に Android-x86-4.4-RC2を入れてみた

前回に引き続き、元、Windows XPのNetbookパソコンであるEeePC 901-Xの活用方法です。

今回はAndroid 4.4(Kitkat)のx86版(普通のパソコン用)をインストールしてみました。Androidは、パソコンやスマホやタブレットなど全てのインターネット端末の中では、シェアNo.1の地位となっています。

そのAndroidが、普通のパソコンで使用することができます。 Windows XPの置き換えには最適かもしれません。


AndroidのLive USBの作成



まずは、AndroidのisoイメージをAndroid-x86のサイトからダウンロードします。2014年5月26日現在は、android-x86-4.4-RC2.isoが最新です。

ダウンロードが終わったら、LinuxやMac OS Xの場合は、ddコマンドでイメージをUSBメモリに書きます。

 $ sudo dd if=android-x86-4.4-RC2.iso of=/dev/sdX

/dev/sdXは、ドライブの番号で、実際は/dev/sdbや/dev/sdcなどです。

 Windowsの場合は、Win32 Disk Imagerを使うと良いと思います。使い方については過去の記事でも書いていますので、参考にしてください。


Android のインストール



Fedora 20の時と同様にUSBメモリからSDカードにインストールしてみます。USBメモリからの起動方法やSDカードからの起動方法はその記事を参照してください。


Live USBから起動をすると、メニューが表示されますが、一番上の「Live CD - Run Android-x86 with installation」を実行すると、インストールせずにAndroid-x86を試すことができます。




「Installation - Install Android-x86 to harddisk 」を選ぶとSDカードにインストールができ、次の画面に進み、インストールする場所を選択します。


「Flash Reader」となっているのがSDカードなので、それを選択します。ここで「FAT32[LBA]」となっているのを確認してください。次にフォーマットを選択します。



ここでは、「Do not format」 を選択してください「ext3」を選んだらSDカードが異常になり、再度SDカードのフォーマットが必要になってしまいました。注意してください。

その他、「boot loader」 はSDカードからの起動の設定と思われますので「Yes」とします。


「/system directory as read-write」に関しては、ディスクのスペースとインストールの時間が遅いとのことですが、気になるほどでは無いので「Yes」とします。



「user data」に関しては、大きいほうが良いと考え、初期値を変更して、最大値としまいた。



これらの設定が終わればインストール完了です。Rebootして、SDカードから起動するようにしてください。




EeePC 901-XでのAndroidの使用感(vs Fedora 20)



画面の動作のスムーズさについては、非常にスムーズです。Nexus 5などに比べても遜色ないスムーズさだと思います。しかし、Antutu Benchmarkでの結果は7660とかなり低いです。


それと動画に関しては、やはり動画再生支援がハードにないため、非常に遅いです。

操作に関しては、マウスカーソルを動かしてのタップと二本指でスクロールができます。ロングプレスとフリック操作はダブルタップ後に長押しや移動操作をすることでできますが、少々むずかしいです。ピンチイン・ピンチアウトは出来ないです。

WiFiは問題なくネットをすることができます。サスペンドは復帰がなぜか遅い問題があります。電源キーで電源を切ることができないので、ステータスメニュー内にあるPOWER OFFで電源を切ります。Fn+F?キーでの音量上下、光量上下もできます。前面カメラや音声入力も問題ありません。

Google Playも使用することができます。Google PlayからGoogle 日本語入力をインストールすると日本語入力も問題なく出来ました。それと、アプリによって画面が縦表示に勝手に変わり、元に戻せなくなるので、画面回転制御などのアプリをインストールすると良いです。

通常のAndroidはARM製CPUであり、x86版でアプリが動作するかが気になりますが、PC Watchでの記事によると「Houdini Binary Translator」 という仕組みで90%のソフトウェアが動くことになっているとのことです。

GPSなど機能が元々ない部分についてはどうしようもないです。その他、いくつか問題があり、Fedora 20に比べて少し不安定な気がしました。
  • アラームが動作しない。
  • アプリケーションリストの画像が表示されない。
  • 前面カメラで撮った画像が表示されない。
  • スリープから復帰しないことがある。
  •  ベンチマークソフト、Quadrant Standard Editionは不正終了してしまう。

個人的な感想ですが、EeePCではタッチパネルがなくフリック操作が難しいことや、Fedora 20では右クリックや中クリックが使え、ブラウザがフル機能で使えることを考えると、ブラウザ中心で使用するとなるとEeePCでは速度が遅くてもFedora 20の方がAndroidより便利かと思いました。

Androidならではのアプリも多いので、使いたいアプリが動くのであれば、EeePCをAndroid機にしてしまうのも良いかと思います。

2014年4月30日水曜日

低価格SIMフリー端末 freetel を使ってみた


低価格で節約してスマホを運用するためのMVNOがテレビや新聞などで紹介されてくるようになってきました。しかし、残念ながらSIMフリーの端末はあまり出ていないように思われます。なかなかSIMフリーの時代が来ないものです。

現在のMVNOはDTI Serversman SIM LTEなどもすべてdocomoの回線を使用しているため、docomoの端末でも低価格のメリットは得ることができると思いますが、SIMフリー端末が出ないと最終的に真に自由な競争による低価格化や発展はない気がします。

2014年4月現在に日本で買えるSIMフリー端末は以下だと思います。低価格を基準にしているので種類が多いのは安い物を選んでいます。また、一応タブレットでなく、電話の出来るスマホと言える端末のみです。もちろん技適マークが無い海外製のスマホは、安くても日本で使ってはダメなので、含みません。

使ったことが無い端末がほとんどなので、参考には全くなりませんが、簡単に知っている利点も書いてみました。

端末価格利点
freetel11,967円 (Amazon)日本でのサポートが非常によく、一番安い。2つのSIMが使えるので海外で使うのに便利。バッテリー交換可能。
ASUS Fonepad 7 TABLET 27,243円 (Amazon)量販店で買える?7inchと画面が大きい。
PolaSma27,999円(税抜)トイザらスで購入できる。子供用で、子供にも安心して使える機能が用意される。 2つのSIMが使える。
Nexus 5 16GB40,937Google謹製。Androidのアップデートが早い。開発者向けな情報が多い。約5inchの画面にFullHD(1920x1080)。
iPone 5c 16GB57,800日本では一番売れているApple製品の中では一番安い。




freetelを使ってみた


上記の中で圧倒的に低価格なfreetelを買ってみました。もちろんNexus 5の方が全てにおいて良いですし、安物であることには変わりないでしょう。しかし、どの程度の事をスマホに求めているかにもよりますが、あまりスマホに依存していない私としては、これで必要十分な機能を持っているのではないかと思いました。




最初から入っているソフトウェアは以下のみでした。Nexus 5よりも少ないです。
  • カメラ
  • カレンダー
  • ギャラリー
  • ダウンロード
  • タスクマネージャー
  • ブラウザ
  • メール
  • メッセージ
  • ユーザー
  • 音楽
  • 音声レコーダー
  • 検索
  • 時計
  • 設定
  • 電卓
  • 電話
  • 動画プレイヤー
  • GMail(マイアプリにも表示)
  • Google設定
  • Google日本語入力(マイアプリにも表示)
  • Playストア
個人的には音声での検索(Google Now)、地図はAndroidを使いやすくするには必須と思ったため、以下を追加してインストールしました。音声でのアラームや通知の設定や、電車の時刻の検索もできますし、ナビももちろん使えます。
  • Google検索
  • Googleマップ
その他、Youtubeも入れています(ブラウザで見るより読み込みが速く思えたため)。優先インストール先がSDカードになっているので、だいたいこの時点で141MB使用、79MBの空きとなっています。SDカードに入らないアプリを使用しない工夫が必要そうです。しかし、大量に入れたいアプリがある人(特にゲームなどをする人)でなければ大丈夫でしょう。

スペック表などで分かりにくい欠点としては以下があります。
  • USB接続用コード、イヤホンが専用となっている。
  • 裏蓋が外しにくい。
  • 内蔵メモリが少ないので、どのアプリを入れるか考える必要がある。
  • 液晶の視野角が上下方向に非常に狭い。
  • バッテリーがあまり持たない(持って1日程度)。
  • 同じDTI ServersMan SIM LTEを使用してもNexus5より遅い?(対応周波数が狭いため?)。Youtubeなどを見ると遅くて止まるのですが、その頻度が高い気がする。なお、DTI ServersMan SIM LTEの設定はプリセットで入っているので、設定はNexus 5より簡単で選ぶだけです。
  • GPSのつかみが非常に遅い(いつまでも終わらない)。ただし、A-GPSを使えばだいたいの位置はすぐに表示される。
  • ピンチイン、ピンチアウトが縦方向で効かない。
  • タッチの反応が少し下側にずれる(ボタンなどを気持ち上側を押す必要がある)。
  • 付属のSDカード(8GB)がすぐ(2週間程度)で壊れる。 
  • ボタンを押す音が少々うるさい。
たくさん悪い所を書いてしまいが、逆に言えばこれ以外は普通によく出来たAndroid端末で、速度もそれほど悪くはありません。性能と価格を考えるとこれで十分と思えてしまいます。今後、もっとこういう端末が増えて、更に安く高性能になって行って欲しいです。


freetelでAndroidのソフトウェア開発


freetelは性能的には、Nexus 5よりかなり劣りますが、逆にそれがAndroidのソフトウェアのテストにも使えて良いかもしれません。

Windowsでは、freetelをUSB接続したときに表示される「USB settings」の画面で、「USBバーチャルドライブ」を接続したときに入っているファイル"ADB.RAR"を解凍して、adb_install.batを実行すると、開発できるようになるようです。

Fedora 20では、下記を実行することでfreetelがUSB接続で認識され、Eclipseからプログラムを実行できるようになりました。最後のadb devicesコマンドにおいてListにxxxxxxxx(この部分は数字です)が表示されていれば大丈夫だと思います。Ubuntuでもsystemctl以外は大体同じで大丈夫だと思います。

$ echo 'SUBSYSTEM=="usb", ATTR{idVendor}=="1782", ATTR{idProduct}=="5d04", MODE="0666"' > 51-android.rules
$ sudo cp 51-android.rules /etc/udev/rules.d/
$ sudo systemctl restart systemd-udevd
$ echo 0x1782 > ~/.android/adb_usb.ini
$ adb kill-server
$ adb devices
* daemon not running. starting it now on port 5037 *
* daemon started successfully *
List of devices attached 
xxxxxxxx        device


前にNexus 5 で作成したプログラムをfreetelで実行すると以下のようになります。


2014年2月16日日曜日

大画面のスマートフォン

Nexus 5は、約5インチ(正確には4.95インチ)と大型の画面サイズのスマホとなっています。大画面になると片手で使えず不便という話があります。

私も男としては手の大きさはそれほど大きくはありません(だいたい手の付け根から中指の先までが7.5cmほどです)。そのため、私も正直Nexus 5ほどの大画面は必要なく、できればもっと小さい画面のスマホが欲しいと思っていました。しかし、SIMフリーであること、価格が安いこと、OSのアップデートが期待できること、などの利点からNexus 5の購入を決めました。

実際に使ってみて、最初は確かに使いにくかったです。しかし、現在では思ったより片手で使えるという印象があります。もちろん全ての操作は無理ですが。

例えば、最近のアプリはナビゲーションドロワーという左側から引き出すメニューがよく使われています。下はGoogle Mapでのナビゲーションドロワー表示画面です。



これは左上のアイコンをタップすることでも表示できるのですが、どこか左端を掴んで引っ張ることで表示することもできます。この方法では、無理に左上のボタンを押す必要がなくなっています。

また、Nexus 5標準のIMEでは日本語変換は手が小さいと大変ですが、Google日本語入力であれば下のように左寄せにすることができます(右寄せもできます)。このように設定することで、文字の打ち間違いが少なくなりました。


2013年のベストアプリでSmartNewsというアプリがあるのですが、これは操作方法もフリックメインで非常によく出来ており大画面であっても片手で操作しやすいです。全ての操作を片手で行うのは無理ですが、必要な時のみ両手を使えばいいと感じました。


結局のところ、大画面が片手で使いやすいかどうかはアプリ次第ではないかと感じました。Nexus 5の表示は非常に綺麗で、広い画面は効果的で良かったのではないかと思います。


ここから大画面とは少し関係がなくなりますが、むしろ必要無いのは、1920×1080のHDの解像度だったと思います。確かに解像度は細かければ細かいほど良いです。しかし必要以上なスペックは速度やバッテリーに悪影響なだけです。個人的な事ですが、私は目が悪いということもあって「細かい文字が読める」と宣伝されても小さい文字を読む気にはなれません。Nexus 5は特にバッテリーの持ちが良くなく、無理な解像度だったと感じます。

iPhoneも6インチが出るなどの噂がありますが、実際はどうでしょう?Androidと違い、解像度に柔軟性のない今のiPhoneの仕組みでは大画面化は非常に難しいと思われます。

今の9.7インチのiPadは、現在主流の縦横比である16:9にしようとして2731×1536ドットとすると丁度12インチぐらいになります(iPhone5のときのように従来のアプリは左右が黒くなりますが)。そのためiPadの12インチは出そうな気がします。

しかしiPhoneで6インチ版が出るとしたら、私では従来のアプリは真ん中に表示するか、拡大表示するぐらいしか方法が思いつず、見た目も使い勝手が悪くなりそうです。ですが、なんとかして大画面でも片手で使いやすいようにUIを大幅変更するのでは無いでしょうか。

2014年1月19日日曜日

Fedora 20 と Nexus 5 を使用して Andoridアプリ開発準備

Nexus 5は使うだけでも良い端末ですけど、元々はNexusシリーズはリファレンスモデルと呼ばれ、開発用の意味合いが大きい機種です。Androidは誰でも簡単にアプリ開発ができることも利点の1つですし、開発に使わないと勿体無いです。

そこで、開発の準備です。これから書く内容は以下を参考にしています。

Fedora 20でのAndroidアプリ開発環境の準備


まずは関連モジュールのインストールをインストールします。java-1.7.0-openjdkは最初から入っていると思われます。また64bitの場合には以下のように32bitのモジュールをインストールする必要があります。

$ sudo yum install glibc.i686 glibc-devel.i686 libstdc++.i686 
$ sudo yum install zlib-devel.i686 ncurses-devel.i686 
$ sudo yum install libX11-devel.i686 libXrender.i686 libXrandr.i686

次にAndroidの開発環境を以下からダウンロードします。「ADT Bundle」の方が開発環境が英語になると言う問題はあるものの、とりあえず始めるには楽です。



以下の手順を行えばインストールは完了です。
  • 上記の中から、adt-bundle-linux-x86_64-20131030.zipをダウンロードします。
  • ダウンロードしたzipファイルを自分のホームディレクトリに解凍し、~/AndroidSDKに名前を変更します。 
  • 自分のホームディレクトリにある.bash_profileファイルに、パス環境変数として、~/AndroidSDKを追加します。例えば、以下のようにします。
    PATH=$PATH:$HOME/AndroidSDK/sdk/tools
    export PATH
    
    # For SDK version r_08 and higher, also add this for adb:
    PATH=$PATH:$HOME/AndroidSDK/sdk/platform-tools
    export PATH
    
  • ログアウトして再ログインし、パスの変更を適用します。

参考にWindowsでのAndroidアプリ開発環境の準備


実際に私が行っていないのですが、Windowsでの開発準備もJDKをインストールする以外は同様です。ここが参考になると思います。


Eclipseの起動と画面の説明


端末上で、以下のようにして開発環境であるeclipseを起動します。

$ ~/AndroidSDK/eclipse/eclipse

起動をすると、以下のような画面になっています。ツールバーのボタン等を覚えておくと良いです。




Androidプロジェクトの作成


Androidプロジェクトは作成するAndroidアプリのためのソースコードを構成する全てのファイルを含んでいます。デフォルトのプロジェクトのディレクトリやファイルを使って簡単に新しいAndroidプロジェクトを始めることができます。

  1. ツールバー上のNew(一番左)のボタンをクリックします。
  2. 表示されたウィンドウで、Androidフォルダー内のAndroid Application Projectを選択し、Nextをクリックします。
  3. 表示されたフォームに書き込みをします。
    • Application Nameは、ユーザーに表示されるアプリの名前です。このプロジェクトでは"My First App"とします。
    • Project Nameは、プロジェクトのディレクトリの名前でEclipse上で使われる名前です。
    • Packege Nameは、アプリのパッケージの名前空間名です。JAVAプログラミング言語のルールで唯一の名前を名前をつけるための組織名です。このプロジェクトでは、とりあえす"com.example"のネームスペースを使用します。
    • Minimum Required SDKは、アプリがサポートする最も低いAndroidのバージョンを指定します。今回はデフォルトのままとします。
    • Target SDKは、アプリをテストした最も高いAndroidのバージョンを指定します。Nexus5でテストするので4.4で良いです
    • Compile Withは、アプリをコンパイルするバージョンを指定します。SDK Mangerで古いバージョンを追加しなければ、最新のバージョンのみしか入っていません。
    • Themeは、アプリに適用するAndroidのUIスタイルを指定します。そのままで良いです。
  4. 次の画面で、プロジェクトの設定をしますが、そのままの選択でNextをクリックしてください。
  5. 次の画面は、アプリのアイコンの作成を手伝います。画面解像度に合わせて作成します。通常はデザインガイドに合うように作成する必要がありますが、とりあえず最初のままでNextをクリックします。
  6. ここで、作るアプリのアクティビティ(アプリの1つの画面のこと)のテンプレートを選択します。このプロジェクトではBlankActivityを選択してNextを押してください。
  7. アクティビティの詳細は全てデフォルトでFinishをクリックしてください。

いくつかデフォルトファイルからAndroidプロジェクトが作成され、アプリを作る用意が完了します。


エミュレータでアプリの実行をしてみる


PC上のAndroidのエミュレータでアプリの動作を確認することができます。まずは、どのような端末でエミュレートするかAVD(Android Virtual Device)を作成する必要があります。

  1. ツールバーからAndroid Virtual Device Managerを起動し、Device Definitionsのタブを選択します。
  2. 残念ながらNexus 5が無いので、Nexus 4 by Googleを選択して、Create AVDボタンを押します。
  3. OKボタンでNexus4のエミュレータが出来ます。
  4. Android Virtual Device Managerを「Esc」キーを押して終了します。

先ほど作成したAndroidプロジェクトを実行します。

  1. ツールバーのRunボタンからアプリを実行します。
  2. Run As のウィンドウが表示されたら、Android Application を選択してOKをクリックします。

エミュレータが起動して(非常に時間がかかります)、ロックを解除すると、以下のようにアプリケーションが実行されています。



Nexus 5 でアプリの実行をしてみる


Androidのエミュレータは残念ながら非常に遅いです。Windowsであれば、Intel x86 Emulateor Accelerator(HXAM)を使用する方法もあるのですが、Linuxでは使用できません。Neuxs 5等のデバイスを使うのが一番良いです。

まずは、Nexus5側で開発の準備をします。

  1. 設定端末情報を開き、ビルド番号を7回タップします。
  2. そして設定画面に戻ると開発者向けオプションが表示されるので、タップします。
  3. USBデバッグにチェックを入れます。

後はPCとNexus 5 をUSB接続し、同様にRunボタンで実行します。以下のようにNexus5に表示されます。


これで、Androidアプリを作成するための準備は完了です。後はAndroidプロジェクトを自分が作りたいアプリに変更していきます。

2014年1月13日月曜日

Nexus5 + DTI Serversman SIM LTE + IP-Phone SMART で安く電話

Nexus5DTI ServersMan SIM LTE で節約する件について前に書きました。今度は電話を安くすませる方法として、Nexus5でIP電話サービスを設定してみました。

使用したのはFUSION COMUNICATIONSのFUSION IP-Phone SMARTです。特徴としては以下があります。
  1. スマホ同士の電話が無料
  2. 月額利用料が無料(初期費用も無料)
  3. 固定電話・携帯電話へ電話が掛けられる(有料)
LINEやICQなどのサービスでも 1番や2番は出来るのですが、3番は無理です。また3番ができるIP電話サービスとしては050plusが有名ですし、DTIもServersman 050というサービスを行っていますが月額315円となっています。Skypeでも3番を行うには固定電話では月額130円、携帯電話では月額400円が必要です。その代わり、IP-Phone SMARTはその代わり電話を掛けたときの値段が高いですが、滅多に電話しないのであれば、IP-Phone SMARTは非常に良い選択肢だと思います。

申し込み方法はIP-Phone SMARTのサイトから申し込みをするだけです。非常に簡単で、しかも登録後1時間で使用できるようになるなど、速いです。

  1. メールアドレスを送ると、そのメールアドレスに 本登録のためのURLが送られてきますので、開きます。
  2. その本登録において、パスワード、住所、氏名、クレジット番号等を入力すれば、登録完了です。
  3. IP-Phone SMART Login Page にてメールアドレス、パスワードでログインすると、アカウント情報(電話番号を含む)や使用料金を見ることができます。
  4. アカウント情報をNexus5に設定します。
Nexus5(KitKat Android4.4)では、最初から入っている標準の電話でIP電話を使用することができますので、その設定をします。

まずは、電話のアイコンをタップすると以下の画面になります。



ここで右下の縦点3つのメニューアイコンをタップするとメニューがでます。


「設定」をタップすると設定の画面になります。



「通話設定」をタップすると通話設定の画面になります。

下の方にスクロールすると「インターネット通話の設定」の欄がありますので、「アカウント」をタップします。


「着信を許可」にチェックを入れ、下の方の「アカウントを追加」をタップすると、SIPアカウントの詳細の画面になります。



ここでIP-Phone SMART Login Pageに表示されている「SIPアカウント」を「ユーザー名」に、「SIPアカウントパスワード」を「パスワード」に、「ドメイン」を「サーバー」に設定し、「メインアカウントに設定」にチェックを入れ、「保存」をタップし終了します。

また、通話設定の画面に戻ってから、「インターネット通話を使用」をタップします。
 

Serversman SIM LTEを使ってIP電話のみ使うのであれば、「データネットワーク接続時はすべての通話」で良いかと思います。

これで後は普通に電話をかけることができます。

Serversman SIM LTEは通信速度が150kbpsと遅く、どこまで使用できるか不安でしたが、少し引っかかることがある程度で問題なく使うことができました。時間帯などにもよるかもしれません。

電話をかけなければ無料なので、緊急用に入れておくのも良いかと思います(IP電話は110等に掛けられないですけど)。

※Skypeは固定電話・携帯電話に電話を掛けられないと当初書いていましたが、間違いのため、修正しました。

2014年1月4日土曜日

Nexus5 のケース

Nexus5は壊れやすいという話も聞くので、ケースを買いました。いくら薄くて軽くてもケースが必要だとせっかくのデザインが台無しですし、本当は裸派なのですが・・・。もっと丈夫なスマートフォンが出来て欲しいものです。

選んだのは、「Spigen Google Nexus5 ケース ウルトラ フィット シェル ECO-Friendly Packaging」と言うケースです


選択の理由は以下です。
  • なるべく元のデザインを変えない
  • 写真写りが良かった
ケースというと、レイ・アウトさんも有名ですが、サイトはケースの写真だけで、実際に使用した場合の写真が無いのが残念です。やはり画像は重要です。

実際に使った感じは悪くないです。前面の保護フィルムもきれいに貼れ、視認性や操作性も特に悪くなった気はしません。

ただし、ツルツルの手触りになってしまったのは残念です。それとストラップホールは欲しかった・・・

2013年12月21日土曜日

SIMフリー時代に突入? Nexus5で節約

Nexus5が出たことでやっとSIMフリーの環境が整ってきたような気がしますね。これでdocomo, Au, Softbankなどのキャリアに高い通信費を払わずに済み、安くどこでもネットが出来るようになりました。

アンケートによると現在スマホの月額料金は平均で約7,000円だそうです。例え端末を0円で買ったとしても2年縛りで約168,000円になります。SIMカードは月額1000円ぐらいが普通です。Nexus5が40,000程度なので2年で64,000円。2年で10万円近く節約できることになります。

ただし、これらのSIMカードは、通信のみで、電話ができないこと(音声通話付きは月額1,600円程度のもある。またIP電話である程度代用可能)、SMSが出来ないこと(オプションで月額150円ぐらいの場合がある)に注意してください。

選択も色々とあって、ローソンでプリペイドSIMカードが買えるようになったり世界中で使える格安データ通信SIMのGIG Skyが出たり、と増えてきました。なぜか家電量販店では、SIMフリー端末がほとんど売られない状況で難しいかもしれませんが、これからSIMフリーが一般的に普及していくことを願っています。

私は最も安い月額490円のDTIのServersMan SIM LTEを使用していますが、Nexus5でも問題なく使用できています。当初は安定性に不安のあったDTIですが、最近では速度も安定してきた気がします。

Nexus5でServersMan SIM LTEの設定を行うには少し面倒がありますが、DTIのマニュアルのサイトを見ればSIMフリー端末の初心者でも全く問題なく設定できると思います。Nexus5はテザリングも問題なくできるので、他にタブレットなどを使用する場合にも便利です。

SMSがないSIMカードだとセルスタンバイ問題といって、セルスタンバイの部分が非常に電力を使う現象が出ることが有名です。セルスタンバイの圏外時間が100%になっていることで確認できます。Nexus5でもそれは起きています。


しかし、表示の問題だけで実質あまり影響がないという話もあります。上記をみていただいてもわかりますが、2日と半日は電池は持っており、気にするほどでは無さそうです。

気になる方はSMS付きのSIMカードを買うとよいかと思います。SMS付きの方がLINEなどを登録するのにも便利という利点もあります。

2013年12月16日月曜日

Fedora19でNexus5をroot化

Fedora19(64bit)でも特に問題なくNexus5をroot化できました。
root化については以下に説明があります。

http://forum.xda-developers.com/showthread.php?t=2507211

ここのサイトの下の方にNexus5のツールへのリンクがあります(「File」となっているところ)



 CF-Auto-Root-hammerhead-hammerhead-nexus5.zipをダウンロードします。

 次にNexus5を一旦電源を切り、ボリュームダウンと電源キーを両方押しながら再度起動します。以下のような画面となります。



ここで、PCにNexus5をUSBで接続し、Terminalで以下を行います。

$ sudo yum install glibc.i686 glibc-devel.i686 libstdc++.i686 
$ sudo yum install zlib-devel.i686 ncurses-devel.i686 
$ sudo yum install libX11-devel.i686 libXrender.i686 libXrandr.i686
$ unzip CF-Auto-Root-hammerhead-hammerhead-nexus5.zip
$ sh root-linux.sh

以下のように表示され、Nexus5が自動的に再ブートします。ここに書いてあるように全てのデータが削除されるのでご注意ください(FAILEDとなっている部分はすでにUnlock済みであったためと思われます)。




 

2013年12月7日土曜日

Nexus5 (Android4.4 Kitkat)でFlash Playerを使用する方法について

Nexus5、非常に魅力的ですが、Android4.4 KitkatではFlash Playerが使えなくなるという話があり、買うのを迷っていました。しかし、Android4.4 KitkatでもFlash Playerを使うことができると判明して買ってしまいました。

Kitkat Nexus5  Flash Playerで検索すると「使用できない」という検索結果がたくさん出てきますが、使えますよ!元ネタは↓のxdaの記事です。

http://forum.xda-developers.com/showthread.php?p=47958533#post47958533

ただ、Dolphin Browserのインストールでハマりました。下の画像のように上記のリンクからDolphin Browserをインストールしようとすると「このアイテムはお住まいの国でご利用いただけません」となってしまいます。



Google PlayでDolphin Browser を検索すると、下の画像のように日本語版のDolphin Browserが出てくるのですが、この日本語版は10.1.2JPというバージョンで、本家の10.1.2と少し違う物となっているようで、これをインストールしてもFlash Playerが動作しないようです。


そこで、ここからDolphinBrower.apk(10.1.2)をインストールしたところ、無事、Flash Playerが動作しました。Dolphin JetpackはGoogle Playからインストールすれば問題ありません。

最近はFlash Playerのベンチマークとして「艦これ」が使われているようですが、残念ながら私はやっていないので、Nexus5の速度については不明です。

紹介したリンク先のDolphinBrower.apkがウィルスなど大丈夫かは不明なので、インストールの際にはご自身の責任で行っていただくよう、よろしくお願いします。

KitKatではブラウザはChromeとなりましたし、 PC版ChromeやChrome OSでは、PPAPI版のFlash Playerが入っているので、将来的にはAndroidでも同様にFlash Playerが気軽に使えるようになることを期待します。

追記1:Android4.4.2にアップデートしても動作します!
追記2:XDAのサイトから10.2.0がダウンロードできますので、そちらを利用した方が良いです。
追記3:XDAのサイトからはダウンロードできなくなりましたので、10.2.0の最新をここからダウンロードしてください。 10.2.0ではJetpackは必要ないようです。10.2.0JPは動作確認していません。