2014年2月16日日曜日

大画面のスマートフォン

Nexus 5は、約5インチ(正確には4.95インチ)と大型の画面サイズのスマホとなっています。大画面になると片手で使えず不便という話があります。

私も男としては手の大きさはそれほど大きくはありません(だいたい手の付け根から中指の先までが7.5cmほどです)。そのため、私も正直Nexus 5ほどの大画面は必要なく、できればもっと小さい画面のスマホが欲しいと思っていました。しかし、SIMフリーであること、価格が安いこと、OSのアップデートが期待できること、などの利点からNexus 5の購入を決めました。

実際に使ってみて、最初は確かに使いにくかったです。しかし、現在では思ったより片手で使えるという印象があります。もちろん全ての操作は無理ですが。

例えば、最近のアプリはナビゲーションドロワーという左側から引き出すメニューがよく使われています。下はGoogle Mapでのナビゲーションドロワー表示画面です。



これは左上のアイコンをタップすることでも表示できるのですが、どこか左端を掴んで引っ張ることで表示することもできます。この方法では、無理に左上のボタンを押す必要がなくなっています。

また、Nexus 5標準のIMEでは日本語変換は手が小さいと大変ですが、Google日本語入力であれば下のように左寄せにすることができます(右寄せもできます)。このように設定することで、文字の打ち間違いが少なくなりました。


2013年のベストアプリでSmartNewsというアプリがあるのですが、これは操作方法もフリックメインで非常によく出来ており大画面であっても片手で操作しやすいです。全ての操作を片手で行うのは無理ですが、必要な時のみ両手を使えばいいと感じました。


結局のところ、大画面が片手で使いやすいかどうかはアプリ次第ではないかと感じました。Nexus 5の表示は非常に綺麗で、広い画面は効果的で良かったのではないかと思います。


ここから大画面とは少し関係がなくなりますが、むしろ必要無いのは、1920×1080のHDの解像度だったと思います。確かに解像度は細かければ細かいほど良いです。しかし必要以上なスペックは速度やバッテリーに悪影響なだけです。個人的な事ですが、私は目が悪いということもあって「細かい文字が読める」と宣伝されても小さい文字を読む気にはなれません。Nexus 5は特にバッテリーの持ちが良くなく、無理な解像度だったと感じます。

iPhoneも6インチが出るなどの噂がありますが、実際はどうでしょう?Androidと違い、解像度に柔軟性のない今のiPhoneの仕組みでは大画面化は非常に難しいと思われます。

今の9.7インチのiPadは、現在主流の縦横比である16:9にしようとして2731×1536ドットとすると丁度12インチぐらいになります(iPhone5のときのように従来のアプリは左右が黒くなりますが)。そのためiPadの12インチは出そうな気がします。

しかしiPhoneで6インチ版が出るとしたら、私では従来のアプリは真ん中に表示するか、拡大表示するぐらいしか方法が思いつず、見た目も使い勝手が悪くなりそうです。ですが、なんとかして大画面でも片手で使いやすいようにUIを大幅変更するのでは無いでしょうか。

0 件のコメント:

コメントを投稿