2013年10月14日月曜日

Fedoraでのlhaとunzip

Fedoraを使用していて困ることで、lhaやzipの扱いがあります。lhaやzipはWindowsで作られるとファイル名の文字コードがShiftJISで組み込まれるのですが、Fedora標準ではutf-8で解釈するため、文字化けしてしまいます。

そこで、ShiftJISに対応したlhaやunzipがあります。憩いの場 で、野良レポジトリが公開されていたのですが、残念ながらFedora18までしか公開されていません。

そこで、憩いの場 からいただいたソースを使って自分でrpmを作ります。ビルドし直すだけです。(そのままFedora18のを使っても問題ないと思いますが)
$ wget http://download.opensuse.org/repositories/home:/sawaa/Fedora_18/src/lha-1.14i-2.ac20050924p1.fc18.ikoi1.src.rpm
$ rpmbuild --rebuild lha-1.14i-2.ac20050924p1.fc18.ikoi1.src.rpm
$ sudo rpm -ivh ~/rpmbuild/RPMS/x86_64/lha-1.14i-2.ac20050924p1.fc19.ikoi1.x86_64.rpm

unzipの場合も同様ですが、色々と注意点があります。
$ wget http://download.opensuse.org/repositories/home:/sawaa/Fedora_18/src/unzip-6.0-7.fc18_5.52_ja1.1.src.rpm
$ rpmbuild --rebuild unzip-6.0-7.fc18_5.52_ja1.1.src.rpm
$ sudo rpm -e --nodeps unzip
$ sudo rpm -ivh ~/rpmbuild/RPMS/x86_64/unzip-6.0-6.fc19_5.52_ja1.1.x86_64.rpm

まず、元々入っているunzipを--nodepsオプションで強制アンインストールする必要があります。 また、Fedora19では、unzipのバージョンが、6.0.10と上がっているので、少し古くなってしまいます。 自動アップデートされないようにするには、/etc/yum.confにexclude=unzip*を加えます。

unzipのバージョンが変えられるようには、これから勉強します・・・

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