- PCの準備
- DVDイメージのダウンロード
- DVDイメージをDVDに書き込み
- PCをDVDから起動する
- インストーラに従ってインストールを行う
- ログインしてユーザーの設定
- アップデート
1.PCの準備
人によってどのようにPCの準備をするかは違うと思いますが、私は大抵は新しいHDDを買ってきて、 新しいHDDにインストールすることにしています。インストール後にデータを移行します。利点は間違って前のデータを消すことが無いこと、古いHDDがバックアップになることです。欠点はデータ移行で問題が出ることがあること、アプリの再インストールが必要なことです。
2.DVDイメージのダウンロード
Fedoraのホームページから、DVDイメージがダウンロードできます。私の場合はここから、デスクトップLIVEメディアでなく、インストールメディアでDVDをダウンロードしてインストールしています。色々とありますが、x86_64-インストールDVDの直接ダウンロードで良いと思います。Fedora-20-x86_64-DVD.isoがダウンロードされます。
3.DVDイメージをDVDに書き込み
DVD-Rメディアを準備して、DVD-Rにに書き込みします。Fedoraを使っている場合には、Braseroというソフトで、isoファイルを選択してイメージの書き込みをすれば良いです。Windowsは7や8では標準で対応しているので、エクスプローラでisoファイルを右クリックして、ディスクイメージの作成で、書き込みが出来ます。WindowsXPの場合はDeepBurnerなどのフリーソフトでも書き込みができます。
4.PCをDVDから起動する
HDDが空であれば、DVDドライブに3で書き込んだDVD-Rメディアを入れてPCを起動すれば、DVD-Rから起動するはずです。起動しない場合はBIOS画面を起動して、DVDドライブから起動するようにします。
BIOS画面はPCによって起動の仕方や、表示画面、設定の仕方がまちまちです。起動はPC起動時にDELキーやF1キーやESCキーなどを押す場合が多いです。一瞬画面に表示されることもあるので、それを参照してください。
起動後はカーソルキーなどで「Boot」のような名称のメニューを見つけてDVDドライブの優先度をあげてください。
最近はUEFIやFastBootなど仕様が複雑で一番の難関かもしれません。x86_64-インストールDVDはUEFIに対応しているので、DVDドライブが起動メニューに2つ出てきてUEFIが選択できるのであれば、そちらの方がいいです。
5.インストーラに従ってインストールを行う
ここからFedora独自です。FedoraではAnacondaというインストーラを使っているのですが、Fedora18からかなり変わりました。細かい設定をしないのであれば、Windowsなどと比べてもかなり簡単にインストールできると思います。
起動直後の画面、2番目がデフォルトで選択されていますが、Testは遅いので1番目のInstallを選択した方がいいです。
色々と画面に表示された後に、言語選択の画面。もちろん日本語にします。VirtualBox上だと最初から日本語になっていてびっくり。
以下の画面で!マークを無くせばイントールができます。「インストール先」のみ設定すれば良いです。
インストール先を選択する以下の画面になります。インストールするHDDにチェックが入っていることを確認して、左上の「完了」を押します。
インストールのオプションを設定します。パーティションスキーマはLVMがデフォルトになっていますが、私は標準パーティションを使います。LVMや暗号化はHDDのデータの移行時に面倒が多いためです。選択後「続行」します。
せっかくのDVDからのインストールなので、ソフトウェアの選択でいくつかのソフトウェアを選択した方が良いかもしれません。私は開発系は入れるようにしています。
!マークが全て無くなったら、右下の「インストールの開始」でインストールが始まります。インストールをしながらユーザーの設定をします。ユーザーの設定は右側の「ユーザーの作成」だけで良いです。
「ユーザーの作成」では、ユーザー名とパスワードを入れます。管理者にするチェックとパスワードが必要であるチェックを入れます。左上の「完了」で元の画面に戻ります。
後は時間がかかりますが、インストールが終わるのを待ち、終了したらDVDを抜き、再起動します。
6.ログインしてユーザーの設定
ログインしてユーザーの設定をします。
ログイン画面でユーザーを選択してパスワードを入れます。
色々と設定を聞いてきますが、右上の「次へ」で進んでいけばいいです。
最後にGNOMEの使い方のヘルプが出て終了です。Linuxでは画面表示や設定の仕方などをかなり柔軟に変更できます。デスクトップ環境などといいますが、GNOMEというのはその一種でFedoraのデフォルトです。インストール時に選択できますし、後から追加することも可能です。
7.アップデート
Windowsでもそうですが、インストーラが出来た後にセキュリティなどに見つかった修正がたくさんあるはずなので、アップデートをした方が良いです。Fedoraでは、コマンドラインのyumを使うのが便利です。
まずは、端末を起動します。スーパーキー(Windowsキー)を押して、「term」と打つと、端末が出てくるので、選択します。
端末が起動できたら、
sudo yum update
と入力し、Enterキーを押します。
アップデートが開始されます。
まずは、ここまで。
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