Fedora 20 の Beta版が出ました。でもあまり変わっているところは無い気がします。カーネルのバージョンも3.11でした。12/10に正式版が出る予定です。
Fedora 20 になって一番変わる所と言えばGNOME3.10かもしれません。そこで、簡単にレビューです。GNOME 3.10の紹介の詳細についてはここです。
まず、UbuntuでiBus1.5について問題になっていたので日本語入力についてです。Fedoraでは比較的問題は無いのですがやはり分かりにくいです。日本語キーボードを使うには入力ソースに「日本語」というものと「日本語(かな漢字)」の2つを入れる必要があります。一旦「日本語」に変えると「日本語(かな漢字)」もキーボードのレイアウトが切り替わるという不思議な仕様となっています。これはFedora 19と変わらずです。
見た目が大きく変わったのは、メニューとヘッダーバーです。よりグラフィカルに、より表示エリアを大きくということでしょうか。もともとツールバー部分もタイトルバーと同様に掴んで移動などができました。これはタッチインターフェースでは掴みやすく便利と思っていたのですが、狭くなってしまいました。表示エリアが大きくなって良かったのだろうか・・・。
新しいソフトウェアとして、「ソフトウェア」や「地図」があります。「ソフトウェア」は今までのGUIのパッケージインストーラに比べると使いやすそうですが、やはりコマンドラインのyumの方が便利な気がします。「地図」はGoogle Mapに比べれば全然使えないのでしょうが、日本でも市の検索ぐらいは使えそうです。ちなみにこの「地図」はJavascriptで作られているようです。
それと細かい所ですが、Gnome3.10ではスクロールバーを2秒ほど掴んでいると、スクロールバーの線が細くなり、より細かくスクロールできるようになっています。しかし、GTK+3のライブラリを使っているところだけのようで、GTK+2を使っていると思われるFirefoxなどでは使えなさそうでした。
0 件のコメント:
コメントを投稿